浦島太郎問題 城入門 お気に入り動画
昨日は関東での忘年会にご招待頂き旧交を温めてきました。
経費削減のため一昨日に夜行バスにて東京へ。
最近購入したヒットアイテム“アイマスク”。(←ドラえもんのノリで)
高速バスでの移動ではなかなかのすぐれもので最近愛用しているのである。
以前も東京行きの高速バスの車中で延々ゲームをしている若者とか携帯でテレビを観ているオジサンとかに安眠を妨害された経験があったが、今回はアイマスク様のおかげでバスの出発してほどなく安眠することができた。
素晴らしいぞアイマスク!
しかし…
東京行きの夜行高速バスは舞鶴以外にもいくつか停車駅があり、最後の停車駅を出発後に延々とアナウンスが始まった。
座席のリクライニング、トイレの使用法、サービスコーナー、空調の使い方、到着時刻、交通情報…10項目くらいかなりの分量のアナウンスが流れる。
舞鶴を出発してすぐ熟睡しかかっていたのだが、このアナウンスで完全に覚醒してしまい、完全な熟睡ができなくなってしまったのは残念。次回はやはり耳栓も必要か…
今年最後のイベントも終わり。やっと一息ついたところである。
先日「浦島太郎」について書いたらいつもコメント頂く山崎様からバカリズムの「浦島太郎問題」という動画が面白いとご教示いただきました。
昔話というのは現代人の感覚からすれば随分と奇妙だったり、残酷だったり、納得いかなかったりしますが、それこそがその時代の人々の感性や世界観の反映であるだと思う。
「浦島太郎」は最古の昔話ともいわれていて興味深いがいつくもの興味深い点がある。
特に、この昔話になかには“不老不死”という重要なテーマが見え隠れしている。
○白い煙を浴びて老人になりというのは、老いさらばえるということではなく、白髪白髭の神(神人、仙人)になるということではなかったのか?
○若狭の漁師の娘が人魚の肉を食べて不死となる「八百比丘尼」説話との関係はあるのか?
なぜ不老不死が海とかかわってくるのか?八百比丘尼が歳をとらずに流浪し、故郷に帰ってくる様は浦島太郎の結末と類似していのではないか?
○除福が東方に不老不死の秘薬を求め、日本にたどり着いたという伝承が数多く存在するがそのこととの関係は?
私なりにこの「浦島太郎問題」をいつかじっくりと考えてみたい。
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先日放映を終了した「真田丸」はとても面白い歴史劇だったがが、面白いというのは現代の私たちの思考(嗜好)に合うように作り変えられているという意味にもなるだろう。
先日、学研の「歴史発見vol3」『ディープな城入門』で中山良昭氏が城の本来の機能のひとつは非戦闘員の避難場所だった書かれてあってかなり眼からウロコだった。
もちろん駐屯地や要塞としての城も各地に存在していたが、お互いに滅ぼし合うような戦いが未発達だった時代がながく続いた。
戦争が局所的で一時的だったために避難することが可能だったといえなくもないのだろう。
中山氏によれば鎌倉期に日本の城は大きく変る。
金剛山地の根拠を持つ楠木正成が金剛山地の尾根を利用して築いた千早城、赤坂城は10万といわれた鎌倉幕府の大軍を相手に僅か数百人で撃退した。
山城の高低差を利用して尾根から石や丸太を転がし、幕府の大軍を敗走させたという。
この戦いが日本史における『戦術的城郭』の出発点となったという。
(千早城、赤坂城の戦いは真田昌幸が徳川勢を二度にわたって撃退した上田城の戦いを彷彿とさせる)
城の築城は仏教とも接点がある。
城の発達の過程で建造物として巨大化し、高層化してゆくがその技術を提供したの寺社の建築を請け負って巨大な木造建築の技術を蓄積してきた宮大工であったという。
【今年観たなかで面白かったアニメその1『アルドノア・ゼロ』】
【「エンドレスラブ」のテーマ。永遠の名曲である。懐かしく、そしてどこか切ない気持ちになる。若くして亡くなった友人がこの歌を熱唱してくれた素晴らしい夜のことを時々思いだす。】
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