出品継続中 ぎっくり背中 おんな城主直虎
ヤフオクに老僧の色紙が出品されていたのが先月。
その色紙がいつまでも落札されないために毎週のように入札締め切りの通知が来る…
かなりイタい感じであるが致し方ない。そのうち衝動的に落札してしまうかも。
一昨日は突然の激痛に見舞われ、少し不可解なのでネットで調べたら…
「ぎっくり背中」
という症状に酷似していた。もっとも一晩寝たら殆ど治ってしまったがそんなに簡単に治るものなのか定かではない。再発しないことを願うのみである。ほんとに痛かったので(涙)
戦術の本質 戦いには不変の原理・原則がある (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 木元寛明
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/04/15
- メディア: 新書
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大河ドラマ「おんな城主直虎」は普段見ていないのだが先日は長篠の戦いの場面が見たくて久しぶりに拝見。
一般的には信長が鉄砲の三段撃ちという新戦術で武田勝頼に勝利したとされるが、
そもそも織田・徳川勢は武田勢の2〜3倍の兵力だったという
兵力差自体が既に優勢だったというのは基本勝ち戦だったのではないか。
先日購入した木本寛明「戦術の本質」は戦術の基本をカラー版の新書にコンパクトにまとめた戦術論の入門書。
ひとつのトピックを見開き2ページにまとめられているので読みやすい。
第二次世界大戦はもとより古今東西の戦争、紛争、事変などを切り口に戦術の要点が語られる。
長篠の戦いについても取り上げられていた。兵力差で優位にある織田勢があえて防御陣地で守勢に徹して武田勢の戦力を減殺してうえで攻勢に出たことが勝因とある。
「戦術の本質」の挿入図を見ると連子川、五反田川という2つの河川が織田勢の防御陣地の前にある。
もしこの河川をせき止めるなどして陣地の全面を湿地や泥土にできれば騎馬による攻撃は一層困難になったにちがいない。
一度現地にいってみたいものである。
「おんな城主直虎」では主人公が歌うようにして「観音経」をあげる。
これがいつの間にか配信されているではないか。
タイトルが「謡い経」
…
厳密には『謡い観音経』になると思うのだが…
そもそも<謡い>は能楽のセリフのことだと思っていたのだが、歌唱全般を指す言葉としても<謡い>という表現は使えるのだろうか。軽い疑問ではある。
今回の「おんな城主直虎」で新鮮だったのが武家の男色に関する場面があったこと。
男色は中世〜近世の行動原理のひとつになったはずだが、内容が内容だけにきちんと論んじられることが少ない。
白洲正子「両性具有の美」(新潮文庫)が読みかけだが長年関心のあるテーマだがまじめに論じた資料が少ないのが難点である。
- 作者: 白洲正子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/02/28
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