エア参拝VSモバイル読経


今日はなんだか勢いのある日だった。

いろんな所から荷物が届いたり、訪問を受けたり、電話があったり…はずみで年賀状印刷用のプリンターとガスヒーターを購入。こういう日は浪費に用心しないといけないと後から気がついた。

いつもコメントを頂くIさんという方が舞鶴に来られる機会があったので兼務しているお寺を案内していろいろ楽しくお話させて頂いた。この方もネットで頂いたご縁である。


最近、ネット縁ということを考える。

地元の有名なMIXYにご招待して頂いたら、それがきっかけででいろんな方からご招待を頂いた。何十年も連絡が途絶えていた中学時代の友人からも招待があった。同じMIXYに招待されていたのが高校時代の恩師だったり…

インターネットによって地元で新しい人間関係ができたり、途絶えていた人間関係が復活したりしている。なかなか面白いことだと思う。インターネットは人間関係を希薄にする反面、現実の人間を結びつけることもあると実感している。



産経新聞の記事にお寺関係の記事があった。題して

『仏教界にもネットの波』

京都の清水寺にパソコン上でお参りできる<エア参拝>というのがあるそうである。

実際に参道の階段を登った気分を味わうためにスクワットして下さいとか指示が出たりするそうである。なんか違う気がするが…
自己紹介の欄に冗談でエア木魚と書いたりしていたが、これからの仏教界はどうなるのだろうか。

【エア参拝】http://air-sampai.jp/


可愛いキャラクターの看板があることから「萌え寺」の異名を持つ八王子の了法寺ではケータイの課金サービスを使って「モバイルお経」というのを販売しているそうである。
専用のQTカードを購入してQRコードに携帯でアクセスすると3分ほどの動画ファイルが入手できて何度でもお経を聞くことができるそうである。

携帯で繰り返しお経を聞きたいという人がいるかどうか疑問だが、面白い試みである。


かってお寺というのは中国という最も文明の栄えた国から、最先端の風俗や文化や思想が移入された最先端の施設だったはずである。それがいつのまにか古い歴史や信仰のアーカイブみたいな位置についている。

今後、日本人が精神的な価値や新しい世界観をお寺に求め、お寺もそれに答えるなら、再びお寺が最先端の役割を果たすかもしれないと思ったりする。そんな日が来るのだろうか…


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