寒の戻り 喫茶去
暑さ寒さも彼岸までとはいうが寒の戻りが厳しい。
彼岸の入りは穏やかな天候だったが、本日から数日雨模様との予報。
本日も松尾寺の彼岸法要に出仕。
「観音経」「理趣経」などでお勤めをする。雨のせいか参拝者はやや少ない。
- 作者: 小林ロク
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/10/07
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (2件) を見る
「ぶっカフエ!」という漫画があり、お坊さんが3人でカフェを開くというストーリーの4コマ漫画らしい。密林の「中身!検索」で少し試し読みしたら面白そうだった。やはりお坊さんネタはツボである。
ちなみに惹句は…
なにをやってダメダメなルリが辿り着いたのは、坊主たちが働く”寺カフェ”だった!!
真面目すぎる店長の隆光、チャラ男の彩蓮、ミステリアスな春海。
イケメン僧侶たちとくり広げる、悟れそうで悟れない煩悩系青春ライフ!
悟れそうで悟れない(爆)
- 作者: 小林ロク
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/03/11
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (2件) を見る
お坊さんがカフェを開くなら「喫茶去」という店名がいいのでは?と思っていたのだが「ぶっカフェ!」のなかに本当にそんなお店が出てきた。みんな考えることは同じらしい…
「喫茶去」の「去」という文字には「去る」という意味はなくて「喫茶去」というのは全体で「お茶を一服おあがりなさい」くらいの意味であるらしい。
それでも禅宗的というか、たとえばものすごく深刻な悩みや高度に哲学的な質問を投げかけてもにっこり笑って
「お茶でも一服おあがりなさい」
といわれたら、こちらの鋭い部分が何か大きなものにくるまれてしまうような感じがする。
禅語に何を言っても同じ答えで返すというのがひとつのパターンとしてあるが、この「喫茶去」というのもなかなか味わいのある言葉である
【関連記事】http://www.jyofukuji.com/10zengo/2006/02.htm
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)
.