ヒューズの件 着信アリ 謎多き深沙大将

素人考えで車のヒューズをいじっているうちにヒューズを無くしてしまい、車が誤作動するようになった…

翌朝には密林から待望のヒューズが到着

が…

アンペアは合っていたがヒューズのサイズが違っていた!(涙)


本日になってようやくヒューズをセットし復旧。









土日は人手も多く猫の手も借りたいところ。


そういう時に限って全然関係のない勧誘とか意味不明の電話がかかってくる。




本日も携帯に見知らぬところから着信があった。


「大阪のヘアサロンですが髪の毛に関する簡単なアンケートにお答え下さい」




「…当方は剃髪しております!」




基本愛想はいいほうですが忙しい時には塩対応です。








余暇といえば古書を買うのが楽しみだが、随分いろんな本を読んでインプットばかりしているがそのなかから感じたことを少しアウトプットしてもいいのではないかという気がする。


50枚くらいの原稿を書いてみたいテーマが幾つかあるのである。



だがグズグズと構想を練っているうちに新しい材料を見つけたりしてなかなか着手できない。


書いてみたいテーマのひとつは朱、丹、辰砂に関することである。


当山に深沙大将像があるが、この深沙大将は丹に関係あるのではないか?という気がしている。



深沙大将は作例が非常に少ない仏像であるが、同じ若狭小浜の明通寺にも同じく深沙大将がある。



主な作例としては岐阜の横蔵寺、高野山と併せて4体が知られている。



丹の別名が辰砂である。



丹は水銀の精製と関わる物質なのでもしかしたら水銀の生産地には深沙大将があるのでは…と思いついた。


そもそも「深沙」は「じんじゃ」と呼ばれるが、「しんしゃ」という読みももちろん可能である。


 さらに深沙大将の把持している蛇は「辰砂」の<辰(蛇)>と解することも可能ではないだろうか。


 深沙大将が水銀に関わるなら水銀の名産地には他にも深沙大将が存在するのではないか?という疑問がわいた。


水銀の名産地として日本史上最も有名なのは伊勢である。




調べるとやはりというべきか伊勢にも深い沙大将の作例があることが分かった。



高野山真言宗のお寺でしかも寺名が神宮寺というお寺である。これは有力なヒントという気がする。



明通寺のある小浜にも神宮寺があり、高名なお水取りが行われている。





深沙大将は蛇を手に持つか巻き付けていることが多いが、神宮寺の深沙大将は口にくわえるという珍しい像容である。


舞鶴や小浜を含む若狭地域は丹に関わる伝承が多い。高野山も丹生都姫など丹に関する伝承が多い。





では深沙大将の在る横蔵寺は丹とどういう関係があるのかというのは少し調べる必要を感じている。


他にもいろいろと考えなければならないことがあって、仏像は手に持っているものがその仏像の本質を表す事が多い。


深沙大将が蛇を持っているということは深沙大将=蛇の神という解釈も可能ではないかという気がする。


「深沙」を「しんしゃ(辰砂)」と読みうるのだが、実は「深沙(じんじゃ)」=「神蛇(じんじゃ)」という解釈も可能かもしれないのである。



そんなことを考えているいるうちにこのテーマに触れる新書が発刊れたので早速ヤフオクにて落札。タイトルは『邪馬台国は「朱の王国」だった』。とりあえずこれを読んでみることにした。なかなかアウトプットには取りかかれそうにない…



邪馬台国は「朱の王国」だった (文春新書)

邪馬台国は「朱の王国」だった (文春新書)




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