2011-01-01から1年間の記事一覧

10年に一度の…

数日前に市役所そばの三宅神社の前を通ったら、一本の街路樹がそれは見事に紅葉していた。 本日は丁度カメラを持っていたので撮影。 もう紅葉のピークは過ぎてしまったようだが、数日前の鮮やかに萌える紅葉が未だに頭を離れない。黄緑、黄色、赤、オレンジ…

本日は曇天  森浩一の歴史学

本日は曇天。時々晴れ。午後から雨の予報だったのだが、結局雨は降らなかった。 お参りの方が雨に逢わなかったのは幸いだった。 明日の降水確率は80パーセント以上である。 明日は団体参拝のバスの到着する昼過ぎから午後3時までが強雨とのこと。 境内の説明…

本日、紅葉日和なり  謎の鯖大師

昨日、本日は好天に恵まれ、紅葉日和だった。 境内の風景を少々。 境内に樹齢1000年という伝承のあるカヤの巨木がある。 この木は当山を開いた真如法親王が四国の鯖大師から持ち帰ったとも言われる。 先日、家族でちょっとした議論になった。 鯖大師というの…

浦西の日 「零戦の真実」と日本の病

浦西(うらにし)とは秋から冬にかけて吹く北西の風のことで、そこから変わりやすい山陰の天気をさして浦西とよぶことも多い。 本日など典型的な浦西であろう。朝、土砂降りの雨の音で眼を覚ました。本日は由良の如意寺というお寺で新住職の入寺慶讃法要があ…

ドングリの音響く 賄いカレーの新技 本日の紅葉

松尾寺の門前に流々亭という素敵なお茶屋さん&お休み処があって時々一休みしに行く。女将さんのブログを拝見していたらサルが柿を両手に持って石段を二足歩行して降りてきた…と書かれてあって大笑い。 掃除をしていた女将さんのお姉さんはお参りの方だと思っ…

正座の話は封印せよ 工藤栄一版「十三人の刺客」

本日も日中の気温は高め。それでも朝晩の冷え込みが身体に芯に沁みるようである。 夜にホットカーペットの上でうたた寝してしまう悪癖があるが、夜中に寒さで眼が覚めたことが何回かある。明け方の寒さはかなり冬を思わせる。 数日後には10度以上気温が下が…

山寺の雑記帳

今年は11月初旬に気温が上がったせいで、紅葉が鈍化し、かなりのもみじ葉が茶色くなった。本日、早朝に岐阜から参拝に見えた方にお話を伺ったら、こうした紅葉の変化は全国的なものだという。自然というのは毎年、四季という大きな循環のなかにありながら、…

「神秘家列伝」のコナン・ドイル

本日は一日雨。 気温はそれほど低くは無い。 気温が高いせいか紅葉も僅かしか進んでいないようである。 念の為、昨年のブログを読みなおすと11月16日頃には紅葉のピークを迎えていたようである。 夕方、駅の傍の喫茶店で友人に逢う。 友人がコナン・ドイルを…

ブログの御利益  十四人目の刺客

本日は同じ関西花の寺の札所から団体参拝があった。同じ霊場のお寺として御世話になっているので粗相しないように…と若干緊張。 最初に宝物殿に案内して仏像の説明。 本当ならその後、法話にはいるのだが本日中に4カ寺を廻られるというので時間の制約があっ…

お不動様のおへそ

本日は曇り時々晴れ。やや風が強い久しぶりの好天だが参拝者は極めて少ないので暇を持て余す…ちょうどアマゾンのマーケットプレイスで購入した2冊が届いたのでパラ読み。 不動明王 (1975年) (朝日選書〈35〉)作者: 渡辺照宏出版社/メーカー: 朝日新聞社発売…

仏教というサプリメント

本日も天候不順で参拝が少ない。本堂で参拝を終えて庫裏の来られた方が 「ここは自然が豊かですね」 と感心したように言われるので 「どうしてですか?」 と尋ねたら 「猿が2匹本堂の石段を上ってました」とのこと昼間から猿が徘徊するようでは困るのだが… …

境内でシャボンワールド

昨日に引き続き天候不順。 時おり小雨が降る。 参拝者は少ない。夕方4時頃、雨の上がった頃に 「子供さんはいないですか?」 と言いながら檀家さんのA氏がニコニコしながらやってきた。 手元には洗面器と円い金具。これで大きなシャボン玉を作るのだという…

鹿なく夜に  旗印は袈裟

久しぶりにHPを少しだけ更新しました。ご笑覧下さいませ。 【金剛院HP】http://ujimaccya69.web.infoseek.co.jp/ 今年は鹿の鳴き声をよく聞く。 昼間も山間から聞こえるが、夜にはすぐ近くで聞こえる。暫く前まで鹿が鳴くたびに飼い犬が爆音で怒号の鳴き…

子供を寝かせるツボ

【三重塔に至る参道。赤いのは常紅の野村もみじ】 11月の紅葉シーズンになって、もみじの色づきを尋ねる電話が時々かかってくる。 全体にほんのりと色が染まり始めたが、まだまだ青もみじである。 例年からすれば気温は高めだが、本日は暑くなく、寒くなくま…

葉書に眼が点  聖凡不二 

昨日、禅宗の御住職から葉書を頂いたら、金剛院 堂頭老大和尚 待衣下 みたいに書いてあって、それを見た妻は眼が点になっていた。 「金剛院 御住職様」くらいの意味だが私も初めてこの表書きで手紙を受け取った時は少しビビった… 先日は檀家さんからメールが…

講演会終了。住職の打ち上げは「ガンダムUC」

懸案だった飯田史彦先生の講演会が無事終了。私は講演会を運営するの事務局の一員だったので成否が本当に心配だった。広い会場がガラガラでしかも御住職や寺庭さんばかりだったらどうしよう… と心配していたのだが、用意した160席がほぼ満員で座席も追加して…

明日は講演会 「山の霊力」 山本玄峰師の言葉

生きがいの創造 ?作者: 飯田史彦出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2011/10/27メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る 明日はいよいよ地元仏教会主催による飯田史彦先生の講演会である。 なんとか100名くらいは来て頂き…

お寺というタイムカプセル

昨日のブログ読んだ妻が「私の守り本尊はお不動様」と言う。 なるほど… 不動明王―慈悲にあふれた如来の怒れる化身 (神仏のかたちシリーズ)作者: 学習研究社教養シリーズ編集部出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック…

どくとるマンボウ死す リンゴジュースの思い出  怒れ!お不動様

どくとるマンボウ航海記 (中公文庫)作者: 北杜夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1973/12/10メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見るどくとるマンボウ青春記 (1968年)作者: 北杜夫出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1968/03/…

松尾寺の大祭 

本日は西国観音霊場の二十九番札所である松尾寺(真言宗醍醐派)にて観音講という大祭が行われた。大祭は毎年10月下旬の友引の日に行われる。 【松尾寺】http://www.matsunoodera.com/ 本堂での塔婆供養の後、境内にて柴燈護摩が行われる。 私は宝弓師といっ…

こにゃん市はいずこに?

滋賀県の湖南市が架空の猫の町「こにゃん市」を立ち上げている。地域興しと称して不要な箱モノを作るよりはよほど楽しいではないか。 お金を使わず智慧を出すというのはとても素晴らしい。 【こにゃん市】http://www.burari-konan.jp/konyan/ 妻は大の動物好…

多禰寺88カ所巡り  真説・深沙大将

本日は多禰寺の88カ所巡り。最近、お参りが減って参加者は10名ほど。ちょっと寂しい… 山道に入ると至る所に立ち枯れた松の木が見られる。 逆光で見ると幽鬼のようである。 子供の頃読んだ「モチモチの木」という絵本を思いだした。どなたか御存じでしょうか…

法事の後で…  本堂を寄付したのはフリーメイソン

日本人は正座をする機会が随分減っているらしい。仕事柄正座をすることが多いが、ある時「法事の時くらいしか正座しません」と言われたことがあってかなり驚いたことがある。正座は足が痺れるだけでなく、年配の方にとっては足が痛くなるものである。法事の…

夜は精いっぱい  酒蔵カフェで酒粕のスイーツ

2歳の娘が昨晩は4、5回夜中に眼を覚まして母親にお乳をせがむ。 夜中に何度もおこされて妻が大変そうなので、今朝は娘の顔をまじまじと見ながら言ってみた。 私「お願いですから夜のおっぱいは一回だけにしてください」 娘「…いっぱい…」 私「いっぱいじゃ…

爽秋の西国観音霊場巡り

本日は兼務寺院の観音寺というお寺の団体参拝。 檀家総代は4年交代で、今年から総代になったN氏はかなり心配そう…一番心配だったのが天候だが、御蔭様で本日は結構な旅行日和。まずは一安心。朝方は丹波の山々に靄が掛っていた。こういう日はかなりいいお天…

娘は洗濯バサミと共に木に登る

2歳の娘を幼稚園にいつ入園させるか…というのが最近の思案のしどころである。 先日も市内の某幼稚園に偵察に行った。そのことにブログで触れたら、丁重なメールを下さった方があって市内の幼稚園事情についていろいろ知ることができた。有難い限りである。妻…

秋の写真帖  永代供養墓

本日は兼務寺院の多禰寺にて留守番。そんなにお参りも無いので境内を一巡り。庫裏に住む妹夫婦の様子を見に行ったら軒下に沢山の干柿。 外まわりには椎茸が干してあった。 【鳥よけのネットが張ってあります。白壁に映る柿の影が良い感じです。】 【肉厚で美…

カキとイノシシが豊作

車で走っているとカキの実が良くなっているのが眼に着く。 枝がたわむほどの実り方である。 今年は柿が豊作のようである。 ただ地元の方に伺うと、豊作の年は数は多くても実が小粒だったりすることが多いとのこと。 本日は兼務寺院の観音寺というお寺で秋の…

折れるのは時間の問題  「金魚屋古書店」に行きたい 

午前中法事が一軒。この檀家さんは普段沖縄におられるので法事の打ち合わせはメールでおこなった。メールで法事の打ち合わせというのはあまりないが、遠方にお住まいなのと、仕事から帰られる時間が遅いのでメールで法事の相談をした。こちらもメールに檀家…

イノシシの落とし穴  文具談義の後で

大きな法要を終わって、作務に復帰中である。昨日は隣家との境界の草刈り。境界付近は竹藪になっていて、竹を伐採したら雑草がどんどん生えてきた。暫く草刈りしなかったら胸くらいまで生えている。草刈りをはじめてすぐに地面にクレーターのような大穴が沢…